ニッチを壁の中に作りました〜

今回は、ニッチを間仕切り壁の中に作った流れを書いてみます。

このニッチって何?って方も居られるかもなので、軽く説明を。
住宅でのニッチとは、壁をくり抜いて物を置けるようにしたりする飾り棚の事を指します。

さて、このニッチですが、色んな奥様から「何もないこの壁に作りたいなぁ〜」って要望も多くあります。ただ出来る場合もあれば出来ない場合もあります、壁の中には柱があったり、筋交いがあったり、電線など、壁の中の状況しだいですね。

では今回は、間仕切り壁を作るついでにニッチを設けましたので、その流れを画像で説明をしたいと思います。

まずは、棚板になる板材(今回はパイン材)をカットして、さらにクリアー塗装し乾かしておきます。

この時点でナチュラル色など薄く色をつけても良いと思いますが、パイン材などはクリアーでも数年でいい色に色が変わります。
変化を楽しむのもありでしょうね。

こんな感じで干しておきます。
※ブロックにつかないように板材の下には木の端材を敷いております。

画像はありませんが、この時点で、もう一枚の棚材とモールの分も塗装しておきます。

作業を進めていた間仕切り壁を開けていた開口に、この板材を収めます。

もう一枚

こんな感じです。

くり抜いてる裏の部屋は石膏ボードだけになるので、ニッチ側からの補強で12mm合板を使います。
棚の高さは床から850mm〜900mmぐらいが良いとかと思います。

ついでに中棚も収め、内側にも石膏ボードを貼ります。
この中棚は石膏ボードで挟み込んでいます。重たいものとか置いてたわみません。

A型の私の性格が石膏ボードを止めているビスに出てますね・・

これでクロスの下地まで完了となります。

後は、お客様と打ち合わせで決めたクロスを貼り終了となります。この時はお施主の小学生の息子さんと奥様、うちの裏ボス・・(私の妻)が話し合っていました・・

また、棚の高さに合わせてモール材(これもパイン)を入れ、クロス柄を上下で変えます。

こんな感じで収まりました。
この腰下のクロスはパネル材で施工したりも出来ます。

さて、今回は四角く作りましたが、上側を丸くアール状にしたり、埋め込みのライトを付けたりも出来ます。
少しだけお値段が上がりますけどね・・

ニッチの中には小さめの観葉植物や多肉植物などをレイアウトすると、さらに雰囲気が良くなりそうですね。

今回は新設壁に作ったのですが、既存の壁にも作ったりします。我が家もニッチが欲しいって方は、ご依頼お待ちしております。

この記事を書いた人

広報担当 山浦
広報担当 山浦
福津市・古賀市・宗像市で住宅のリフォームや、リノベーションなどの工事を行っています、やまうら工務店株式会社 代表の山浦です。

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