サーモグラフィーカメラを使って壁の伝熱状況を確認してみました。
断熱性能が低い古い建物で、
なぜ冷暖房が効きづらいのか
画像で確認してみましょう。
この確認の時期は福岡にて6月中旬、
外気温は25度前後でした。
さて実験する部屋は
うちの自宅で
建物全体としては南側に位置する2階の1部屋となります。
方位的に説明しますと
画像の中心から左側が北東面
右側が南東面です。
そして右側にぐるっと回転させれば、見えていない南西側となります。
ということで、
朝日から、日中、夕方の西日までしっかり日が当たる部屋です。
まぁ、暑いこと暑いこと・・・
夏は蒸し風呂状態です・・
でも冬は他の部屋と比較して、ちょっぴり暖かいんじゃない?っと思うかもしれませんが
断熱性能が低いので、寒いです(笑)
ここからサーモグラフィーを使って説明しますね。
まずはカーテンを閉めて北東面を
つぎに右側の
南東面を
こんな感じです
これは暑いわ(笑)
壁から輻射熱として放出される温度が30度超え
躯体内の断熱材が意味をなしてね〜
暑い部屋の状態とは、断熱性能が低いので
このように外の日差しで壁が熱せられ、室内側に壁全体で熱を放出している状態です。
もちろんコロニアル等の屋根だったら、屋根側(天井)からくる熱もあります。
これではエアコンを使っても壁全体から放出される輻射熱で温められる為、エアコンの効きが悪く、電気代がバク上がりする原因ですね・・。
さてこの状態から
カーテンを開けてみましょう、
サッシのアルミフレームが更に高温状態なのが分かるかと思います。
これ冬だと逆の動きになります。
部屋側で温めた温度が、窓や壁から、急激に冷やされるので、
湿度を保つと、窓は結露でびっしょりになるんですね〜。
ちなみに、ストーブや石油ファンヒーター等で灯油を燃焼させると
18Lの灯油で、18L強の水蒸気を室内に放出します。
この水蒸気が窓に触れることで急激に冷やされ、飽和状態となり、結露します。
なので壁の断熱性能、
窓の断熱性能を高めることが如何に大切か、おわかりになるかと。
サーモグラフィーの紹介
ここで少しだけ
この調査で使ったサーモグラフィー機器の紹介をはさみますね〜
弊社が使ってるのはFLIRのE6
7〜8年前に仕入れた物なので少し古いですが、
十分に現役バリバリです。
アマゾンで確認したら、少しバージョンが変わって
FLIR E6-XT
として出されてますね。
出力する熱画像解像度は240×180画素とかなり低いのですが、問題なしですね(^^)
壁1面写すのに十分だし、外では少し離れたら家全体も写せます。
写した画像は、機器とipadをwi-fi繋げて飛ばせます。
雨漏れ等がある場合でもその箇所が青く表示されるので、水の流れがわかります。
数年前に書いてたブログが確かあったのでリンクを貼っておきますね。
業者の皆さん、非破壊検査もできますよ〜
リフォーム開始
さて、状況を確認したので
ここから暑さ対策のリフォーム工事を行っていきます。
まずは壁の断熱工事から入ります。
自宅の改修なので、
他の工事を優先した動きになり、記事が他の工事と入れ替わったりすると思います。
ここから少しだけ営業を。
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