近年は突発的な強風や台風が増え、波板の剥がれ・割れのご相談を多くいただきます。今回は福津市内の住宅で、強風により既存波板が一部剥がれたケースの交換修繕を行いました。貼り替えたことで採光を確保しつつ、固定方法を見直すことで耐風性を高めています。
目次
ビフォー


剥がれの主因:経年劣化+固定力の低下
既存の波板は表面の白濁や細かなクラックが進行し、固定フックの劣化や破損が生じていました。そこへ強風が重なり、バタつきから一気に剥離。放置すると雨水の吹込みや残存材の飛散など二次被害の恐れがあるため、早急な交換となりました。
アフター


施工後の効果
- 耐風性の向上:支持ピッチの最適化と傷んだフックの交換でバタつきを抑制。
- 採光性の回復:新しい波板で明るさが戻り、見た目もスッキリ。
- メンテ負担の軽減:紫外線劣化に強く、適切な固定で長寿命化を期待。
点検の目安|交換サインはここを見る
以下が見えたら早めの点検・交換のサインです。
- 白濁・黄変、表面の細かなひび
- フック周りの割れ・座屈、破損
- 強風時のバタつき音や浮き
- 端部の欠け、重ね部からの雨だれ
よくある質問(波板修繕について)
- Q1. 波板の修繕はどれくらいの年数ごとに必要ですか?
- A. 使用環境によりますが、7〜10年程度が交換の目安です。日当たりや風当たりの強い場所では、もっと早く劣化が進むこともあります。
- Q2. 修繕にかかる工期はどれくらいですか?
- A. 一般的な片面の交換であれば半日〜1日程度です。下地の補修が必要な場合はプラス1日ほどかかることもあります。
- Q3. 費用はどのくらいかかりますか?
- A. 波板の種類・枚数・施工場所の高さによって変わります。現地確認後にお見積りをお出ししますが、数万円程度からの工事が多いです。
- Q4. 部分的な補修と全面交換、どちらがおすすめですか?
- A. 1〜2枚だけの破損なら部分補修も可能ですが、全体に白濁や割れが見られる場合は全面交換のほうが長期的に安心です。
- Q5. 台風シーズン前に点検だけお願いすることもできますか?
- A. はい、可能です。無料点検サービスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。