伝統建築から学ぶ社会科見学|松江城と出雲大社を訪れて
こんにちは、やまうら工務店です。
日々のリフォーム工事を通じて住まいを守る仕事をしていますが、私たちにとって「建物を学ぶこと」も大切な取り組みのひとつです。
先日、島根県へ社会科見学を兼ねた建築探訪に出かけました。今回はその様子を、私の感想も交えてご紹介します。
松江城で感じた職人技の迫力
片道450km、往復900kmの車移動。運転中は景色を楽しむ余裕はなかったですが(笑)、目的地に着くと一気に疲れが吹き飛びました。
国宝・松江城は天守閣まで上がることができ、窓から屋根に出られる造りには少しドキッとさせられます。
「昔の人はこれをどうやって組み上げたんだろう?」と想像すると、古い建物に触れる喜びを改めて実感しました。



松江城になります。




出雲大社の荘厳さと大工の知恵
次に訪れたのは出雲大社。巨大なしめ縄を目にすると、ただただ圧倒されます。
社殿や細部の造作を見ながら「当時は全て手道具で刻み、算盤や経験で寸法を出していたのかな?」などと考えてしまいました。
今では計算機やCADで簡単に計算できることも、昔の職人たちは知恵と経験で成し遂げていた。その技術の深さには頭が下がります。


しめ縄が大きいですね〜

古い建物に触れることの大切さ
正直なところ、歳を重ねたからこそ古い建物の良さに感動するのかもしれません(笑)。
でも実際に触れてみると、昔の大工や職人たちの情熱と技術が今も生きていることを強く感じます。
こうした体験は、現代のリフォームにも必ず活かせる学びだと思っています。
次回に向けて
今回は松江城と出雲大社だけでしたが、次回は石見銀山を訪ねてみたいと考えています。
歴史的な建物を通して、これからも学びを続け、お客様の住まいに還元していければと思います。
やまうら工務店は、施工の現場だけでなく、こうした「学びの時間」も大切にしています。
今後も技術を磨き続け、お客様により良い住まいづくりをご提案できるよう努めてまいります。
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