【福津市】屋根・外壁塗装とウッドデッキ作り替え工事|再依頼で家全体のメンテナンス
今回は、以前に玄関扉のリフォームをご依頼いただいたお客様からの再依頼です。
長年の風雨や紫外線により、外壁の色褪せや亀裂、ウッドデッキの劣化などが目立ってきたため、屋根・外壁塗装とウッドデッキの作り替え、そして建物の床下ではシロアリ防除を行いました。
施工内容
- 外部:屋根・外壁塗装、ウッドデッキ作り替え
- 内部:シロアリ防除
- 地域:福岡県 福津市
- 工期:約1ヶ月
施工のきっかけと現地の状況
全体的に、外壁の亀裂・色褪せ・表面の剥がれが見られ、セメント瓦も艶を失っていました。
特に北側のバルコニーにはカビが発生し、雨に当たりやすいウッドデッキ部分は木材の痛みが進行していました。

施工の流れ
1. まずは傷んだウッドデッキの撤去


足場を設置する前に、古くなったウッドデッキを撤去します。
安全な作業スペースを確保してから足場を組み、屋根・外壁全体の塗装準備に入ります。
2. 高圧洗浄で汚れを一掃
屋根・外壁・バルコニーなどを高圧洗浄で丸ごとクリーニング。
汚れが落ちるだけで建物全体が見違えるほどきれいになります。





3. 外壁の亀裂補修
洗浄後は、外壁の亀裂をVカット→プライマー塗布→変成シリコーン→樹脂モルタルの手順でしっかり補修。
塗装の下地を整えることで、仕上がりの耐久性が大きく変わります。


4. カラープランのご提案
外壁の色は、画像編集で10通りほどのカラーパターンを作成し、お客様に選んでいただきました。
実際の家の雰囲気を見ながら色を選べるので、完成後のイメージ違いを防げます。


5. 屋根塗装
屋根の塗装になります。
セメント瓦はコロニアルと同じく、定期的な塗装が必要となります。
塗装による塗膜で保護し、雨の染み込みを防止します。このセメント瓦の塗装を放置してしまうと、染み込みによる雨漏れの原因や、瓦の下にある防水シートの劣化を早めてしまいます。


6. 玄関タイル調のアクセント仕上げ
玄関周りの壁にはタイル調のアクセントを追加。
全体の雰囲気を引き締め、より高級感のある外観に仕上がりました。



7. ウッドデッキの再構築
塗装完了・足場解体後、新しいウッドデッキを製作。
お子様も成長され、転落防止の手すりは不要とのことで、シンプルで開放感のある骨組みデザインにしました。


7. シロアリ防除
最後に建物の床下へ薬剤を散布し、シロアリ対策を実施。
見えない部分もしっかりメンテナンスすることで、安心して長く暮らせる住まいを守ります。
施工を終えて
今回は、外装から床下までを一連でメンテナンスする内容となりました。
施工中も塗装のことや今後のメンテナンス計画について、たくさんご相談いただきありがとうございました。
再びご依頼いただけたことを心より嬉しく思います。
Q&A
Q. 屋根や外壁の塗り替えは何年ごとが目安ですか?
A. 立地条件や塗料の種類によって異なりますが、一般的には10〜15年程度が目安です。
色あせやひび割れが目立ち始めたら、早めの点検をおすすめします。
Q. ウッドデッキの痛みは部分補修でも対応できますか?
A. 軽度の傷みであれば部分補修も可能ですが、根太や支柱まで劣化している場合は作り替えが安心です。
今回は構造材にも痛みが見られたため、全体的に作り直しました。
Q. シロアリ防除の効果はどのくらい持続しますか?
A. 一般的に5年ほどが目安です。
定期的な点検や、湿気対策とセットでのメンテナンスが重要になります。